エゾサンショウウオ
北海道にいる小型サンショウウオです。
卵はぐるぐるまきになっています。
雪解けした4~5月に見ることができます。
カスミサンショウウオ
西日本にいる小型サンショウウオです。
卵はバナナの房のような形で、少しだけぐるりとしています。
九州では1~3月に見ることができます。
(C)K.Nakano
ときに卵球の色が白いことがあります。
死んでいるのかな?と思って観察をしていると、ちゃんと幼生になります。
北海道でのエゾ~はずっと黒でした。
黒と白の違いは何だろう?
ぼくの宿題の一つです。
サンショウウオの産卵は、こうした湿地や水路などが好まれるようです。
水の流れがあるところ、ないところ、さまざまなサンショウウオには好みがあるようです。
北海道でも九州でも、ときにはヒトの造った排水マスなどで産卵することもあります。
大丈夫でしょうか。
日本には、他にも、いろいろなサンショウウオがいます。
オオサンショウウオは、特別天然記念物にも指定されています。
寿命は70年をこえるそうです。
サンショウウオたちは、空を飛んだり、海を泳いだり、大きな道路を渡ったり、広い移動をすることができません。
古くからつたわる豊かな森と、産卵できるきれいな水場があることが大切になるのかもしれません。
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