川は、水が流れるところです。
水は、どんな生き物の生命になくてはならないものですね。
むかしから水で洗う、心や身体などを清める、水で流すということは、ヒトたちの生活にとって毎日あることです。
こうしたことから、きれいな水や滝などには神様がいるのではないか?と云われてきました。
山での一滴の水が落ちるにつれ、沢となり、小川となり、多くの支流をともなって、ひとつの大きな川となって、海に注いでゆきます。
山や森の栄養が海につながってゆく、ヒトの身体でいうと血管みたいな役割を果たしています。
「山(森)と海は恋人」といわれるのは、このためです。
ヒトたちは、川から、水道水や田畑などへの水をいただくための利水(りすい)、そして大雨が降ったりして増水したりしたときに川が氾らんすることを防ぐ治水(ちすい)の大きく2つの関わりをしています。
ヒトがこのために作った大きなものの一つが、ダムや堰(せき)です。
川には、さかなたちが暮らしています。
瀬や淵などがあります。田の水路などにつながっているところもあります。
生き物たちにとって、川の上流から海までがつながって、その流れや深さも多様で、泳いで行き来できるような仕組み、つまり連続性をつくることが大切だとわかってきました。
ぼくらはみんな生きている(ただいま制作・修正中です)
当ウェブサイトの画像・文章の転載はご遠慮ください。